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建物の調査について

既存住宅現況検査技術者、住宅断熱施工技術者、 耐震診断技術者、CASBEEの免許を取得した
一級建築士が建物の調査やリフォームのご相談に対応致します。
土留めの構造計算・設計等、お気軽にご相談ください。
あらゆるケースにも対応可能ですので、住宅等のお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

建物調査
CONTENTS

レーザーレベルによる建物の傾き測定

CASE 01

万一建物に不同沈下が生じた場合、最も重要なのは居住性を左右する内部の床の傾斜状況です。事業損失で行われる家屋調査では、一般的に床の傾斜を測定する器具として、柱の傾斜測定器と同じ、長さ1メートルの傾斜計を採用しています。しかし、この傾斜計を使用した測定方法では、床の仕上げ材の凹凸に測定結果が大きく左右されてしまう場合があります。また建物の部分的な傾斜しか把握できず、建物全体の傾斜量や傾斜傾向は判断することができません。
これらの問題を解決し、建物全体における傾斜傾向を確認するために、当社では一般家屋の床傾斜測定にレーザーレベルを採用しています。
これにより建物全体がどの方向にどの程度傾いているのかを高い精度で把握することができます(測定誤差2~3㎜)。また工事によって地盤変動が及んだ範囲を特定することも可能になります。

白蟻被害

CASE 02

わずか5mm前後の小さな虫ながら家屋に大きな被害を与える可能性もあるシロアリ。最悪の場合は家が倒壊してしまう恐れもあります。まずは早期発見、早期駆除が大切。以下のような症状が出たら、即対応が必要です。

・基礎や土台に蟻道や蟻土がないか(蟻道とは基礎コンクリートや土台の表面に土や排泄物  で作った道)
・家の中で羽アリを見つけた。
・風呂の入り口の敷居柱が変色した。
・押入れがカビ臭い、湿気がある。
・風呂場や台所の床がブカブカしている。
・閉め切った室内にイヤな臭いがこもる。
・庭の垣根がグラグラしている。
・ご近所で白アリを駆除した。
・庭に置いてある板切れに白アリがいた。

これらのうち、ひとつでも当てはまればシロアリに侵されている可能性があるので、実際に床下に入っての点検となります。

建物調査後の改修工事
CONTENTS

曳家工事

CASE 01

曳家とは建物をそのままの姿で傷つけずに移動する技術のことです

曳家(ひきや)とは、家引きや曳屋とも呼ばれる建物を解体せずにそのまま移動すること。家やビルやお城などの建築物や樹木などの重量物をそのままの状態で移動する建築工法です。道路拡張や土地区画整理、敷地有効利用のために別の場所へ移動するために利用します。また、高地へ移動させることで湿気を避け家を長持ちさせたい時にも利用されます。現在の曳家では、基礎ごとの移動だけでなく、移動中の住居も可能で、歴史的建築物や重要文化財をそのままの姿で移動し保存する際にも利用されています。

 

建物の傾きを修正し基礎を補強

CASE 02

建物構造を把握し、傾きを直しても問題がないと判断できた場合、 建物の傾きを修正します。
大きな建物にはしっかりと反力の取れる強固な地盤を構築し躯体を持ち上げて建物を水平に戻します。

建物の基礎下の土を掘り起こし固定ベース・ジャッキを設置します。施工箇所の地盤が建物の重さに耐えられるようにジャッキの下部分に「耐圧版」を敷きます。ジャッキアップを行い傾きを水平に戻します。支持層が浅い場合や、地盤沈下が収束している場合に適用します。

陽だまりの家

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